看護師の働く場所は複数あります。
例えば産業看護師として、一般企業で働く選択肢もあります。
大企業などで働いている従業員の方々は、様々なケアが必要なこともあります。
従業員の健康のために、企業によっては医務室や健康の管理室などを設けているところもあります。
そこで働くのが産業看護師ですが、病院とは違って勤務する時間帯が特徴的です。
基本的には日勤に限定されることになり、大病院のような夜勤は原則ありません。
残業が基本無い企業も多く、あっても月10時間以内になります。
また、保育園看護師という働き方もあります。
保育園に通う子どもたちは、突然に高熱を発したり、ケガをしてしまうこともあります。
そこで応急処置をしたり、子どもたちの健康管理をするのが、看護師の主な仕事です。
また、子どもたちの体調に問題が無いかを管理し、父兄と情報共有するのも大事な役割です。
上述の企業看護師と同様、残業は原則ありません。
ただし保育園ではたまに土日に行事が行われるので、土日出勤になる場合があります。
また病院勤務も複数あり、大きな病院だけでなく、クリニック勤務もあります。
基本的にクリニックには夜勤はなく、朝から夕方までの勤務になることが多いです。
ただし大病院と違い、多彩な業務に携わるクリニックも多いでしょう。
大病院は会計や検査やベッドケアなど分業制になっているケースがほとんどですが、クリニックでは幅広い業務を行うことが多いです。
このように看護師の働き方は非常に多彩で、それぞれ残業や夜勤などの状況も異なっています。